バックステップメーカー:BEET JAPAN パーツ:バックステップ(SUPER-BANK) 定価:47,000円 パーツ選択: 今回パーツ選択に大きく絡んできたのがマフラーだった・・・ アップタイプのマフラーを付ける場合、大抵バックステップにしなければいけなくなる。 さらにタンデムステップも!となればメーカーはかなり絞られる!BEETかARATA、ケイファクトリーだ。 装着率、デザインの他にも、自分が今までBEETのバックステップを愛用してきた事もありBEETに決定!(UPマフラーには要加工) ノーマル比:40mmバック&アップ ~~シフト側~~ とくもかくにもパーツを外さにゃ始まらないという事で!最初にマフラーを固定しているボルト→シフトロッドのナット→ステップのプレートのボルトの順で外していきます。この順だと簡単に外せます! こんな感じでごっそり外れるので、取り付けの準備としてプレートのボルトがあった穴のゴミをパーツクリーナーなどで吹いておくといいでしょう。 では、取り付けていきましょう♪最初は仮組みで組んでいきましょう! この時点では画像の所まで組み付ければOKです。 次は純正のタンデムステップだけを取り外し、社外のホルダーに組み付けます!サークリップ外しが大変かな!? マフラーを固定するボルトの所にあるゴムブッシュの説明が説明書では分かりにくいですが、ゴムブッシュは2つに別れるので、外側は社外のゴムと純正のプレート、内側は純正のままで取り付けます。 最後に全てを取り付け(この時点でも仮組み)ます。 ~~ブレーキ側~~ まずシフト側から割りピンを外しておきます。後はシフト側と同じに様にプレートを外していきますが、ブレーキ側はシフト側と違いプッシュロッドの交換作業が必要になります。画像は純正のロッド! 1、まずシールブーツを引っ張ると簡単に外れるので脱がせます。 2、次に中に見えるリングのスナップリングプライヤー(握ると閉じる)を使い、スナップリングを取ります。 3、これで純正のロッドが取れるので、社外のロッドをゆっくり押しながらマスターに押し込んでいきます。 4、最後にリングを凹みにはめ込み、ブーツを被せれば完了! 画像は社外のロッド!短くなったのが分かるでしょ? これでシフト側と同じように組んで、スプリングを付けていけば、こちらも完成! 最後にシフトペダル、ブレーキペダルの高さ調整!ブレーキランプのバネ調整をして本締めをすれば完成です。(バネ調整はテールランプの光が壁に映るようにして、車体の下に潜り込みながら調節→手でペダルを引く→壁を見て確認!を繰り返せば、一々起きたりしなくて簡単です。)またプッシュロッド時にエアを噛んだ場合はエア抜きが必要になってきますので、最初に乗った時は低速でリアブレーキの効き具合を確かめながら走ってください。 インプレ:ポジションは若干きつくなった。これはバックステップなので覚悟の上!タンデム側は純正と殆ど変わらないので乗りやすい!操作性に関しては非常に良く、さすがと言う感じ!またピロボールに少量グリスを吹き付けるだけで、シフトフィールがかなり向上しました!小さな部品の取り寄せも可能でアフターが良いし、ステップ選びに悩んでいたら是非どうぞ! ~~(UPタイプ対応)穴あけ加工編~~ 今回はUPタイプのマフラーからタンデムステップを逃がす為に、ホルダーを上に傾ける方法をとりました。その際の穴あけ加工の作業工程を載せましたので、参考にしてください。 まずは位置決めです。ダンデマーが乗った時にサイレンサーに足が当らず、ステップを上げた時にマフラーステーに当らないように気を付け、位置決めをしていきます。 下のネジは通常どうり付け、上のネジはプレートの穴に入るように付けると丁度いい位置になりました!これはマフラーによって様々なので、実際にタンデムする人がきつくないかなども確認しながら良い位置を探しましょう。またプレートは上のネジの頭にぶつかる様に下げておくと、体重が掛かった時に支えになりいいと思います。 位置が決まったら、穴を開けるセンターを出します。これが狂うとピッチが合わず、取り付けが出来なくなってしまうので慎重にやりましょう! 私はタンデムプレートの穴の径にピッタリ合うドリルを入れ本体にセンターを出しました。この時のドリルは8.4mmでした。 センターにポンチでしっかりと印を付けたらいよいよ穴あけです。M8ナットなので6.3mmのドリルで穴を開けていきましょう!材質がアルミなので簡単に穴が開いていきますが、ゆっくりと慎重に! 穴が開いたら、面取りをして、次はタップで雌ネジを切っていきます。 この時も真っ直ぐに押し付けながら入れていきましょう!一度切り始めてしまえば、後はすんなり最後まで切れます。最初が肝心です! 切り終わったら、慣らしのタップも通して完成です!!!パーツクリーナーで小さなゴミやネジ切りの時のオイルなどを飛ばしましょう。左右とも綺麗に出来ました。 仮組みした写真ですが、ピッチも完璧で大成功です。w BEETのボルトを使用すると開けた穴にボルトを通した時に、ネジが長すぎてリアマスター本体に当ってしまうので短いボルトを買ってきました。M8の六角で締めるタイプの20mmを2本です。 インプレ:車両に取り付けた感じ、見た目のバランスも取れました。またタンデム走行もしてみましたが、同乗者は違和感無く乗れたと言っていたので大成功でした。 これでタンデムも出来るようになったし、車検の心配もなくなりました♪ |